島根ハーネスの会

こちらは、島根県内の盲導犬使用者と、サポートするボランティアで作る「島根ハーネスの会」のホームページです。

活動紹介

2008年 5月 平成20年度総会 (出雲市湖陵町)

(2008年05月18日)

【平成20年度総会】

2008年 5月 17日、18日、島根ハーネスの会は、「平成20年度総会および春の交流会」を開催しました。 今回は、出雲湖陵温泉「くにびき荘」にて総会を行い、次の日は農業技術センター、島根花の郷にて、たのしい時をすごしました。

また今回の会には、遠方からのゲストとして、北海道盲導犬協会から木下訓練士さんが、四国愛媛から木村さんが盲導犬ローザと一緒にご参加くださいました。

集合写真

一日目

島根ハーネスの会総会

総会の写真1
総会の写真2
  • 会長挨拶
  • 自己紹介
  • 前年度活動報告
  • 会計報告
  • 意見交流会

今回の総会では、島根県健康福祉部より、河原様、坂本様のお二人にご参加いただき、補助犬に関する問い合わせ窓口の開設など、島根県としての取り組みなどをお話いただきました。

また、来年は会の10周年記念として、すこし大きなイベントを開催したいといった話もでました。

意見交流会では、盲導犬の拒否について様々な意見とその対策等について、活発な意見交換がなされました。レストランやタクシーでの拒否事例に対し、盲導犬 の受け入れに関して末端の従業員にまで周知されていないのではないか等の意見が出され、愛媛の事例では有名な観光地であるにもかかわらず拒否の経験をし た、これが他の地方から旅行に来られたかただったら、どう思われるだろうといった意見がありました。

病院での事例では、同じ県内の総合病院でも対応にばらつきがあることが指摘され、そういった機関への働き掛けも今後の課題となりました。

また、逆に私たち盲導犬ユーザーの義務に関しても、

  • 身体障害者補助犬法に規定されているとおり、使用者は犬の衛生の確保に勤める事。
  • 法律で認められているからといって、何もそれを声高に主張して大きな態度にでる必要はない。むしろ低姿勢でいるくらいの方が、使用者も受け入れ側も気持良く事が進む。

といった、今まであまり意見としてあがらなかった側面からも活発に発言がなされ、みなさん真摯に受け止めておられました。

二日目

島根県農業技術センター

温室の中の写真出雲市にある島根県農業技術センターにお邪魔し、職員の神門様よりお話を伺いました。

最初に、温室栽培されているアジサイやキクなどを観察しました。同じアジサイの花でも、いろいろな種類に改良されており、色も紫、ピンク、白など様々で、きれいな花を堪能しました。

建物の中で質問中の写真次に、建物の中で質問コーナーを設けていただき、切花を長持ちさせる方法などを教えていただきました。

ちなみにその方法とは、市販の切花保持剤を使うだそうです。なんだと思われるかもしれませんが、切花の栄養や水を良く吸い上げるための薬剤、防腐剤など適切な割合で含まれていて、素人が真似するよりも良い結果が得られるそうです。

アジサイ青 アジサイピンク

しまね花の郷

しまねはなのさとでの写真次に、センターのおとなりにある「しまね花の郷」に行きました。

施設内を一周しながら沢山のお花や、薬草、ハーブの香りなどを堪能しました。

ビンゴゲームの写真そして、こちらではハーネスの会初企画、川上さん主催による名前ビンゴゲームを行い、みんなで盛り上がりました。

そこで、昼食のお弁当を食べてから、今回の交流会を終了しました。

一日目、二日目ともすばらしい晴天に恵まれ、とても気持の良い、みのりの多い二日間でした。